人を見たけりゃ御坊祭!中紀地方最大の祭礼
御坊祭 2024
和歌山県御坊市薗646
0738-23-5531
開催日程:2024年10月4日(金)・5日(土)
御坊祭は小竹八幡神社の祭礼で、和歌山県中部(中紀)の日高地方で最大の秋祭りです。古くから「人を見たけりゃ御坊祭」といわれるほど毎年3万人以上の大勢の見物客を集めます。
御坊祭は別名「喧嘩祭り」といわれるように、古くから氏子組同士の競争意識が大きく、豪快な男祭りです。本来は余興として位置づけの「四つ太鼓」と呼ばれる太鼓台がその豪快さ、見栄え等で祭の象徴のような存在となっています。
10月1日の幟立て、3日の地固めを経て、4日の宵宮(宵祭)と5日の本祭を迎えます。本祭りには午前中に神輿渡御が行なわれ、12時半頃から境内では、けほん踊り、雀踊り、奴踊り、獅子舞などが奉納されます。15時から各組約1時間ほどの宮入りがはじまり、四つ太鼓、屋台、幟が神社の前で練り、いよいよクライマックスへ。終了は夜中の24時頃。
御坊祭の歴史は明治22年(1889年)に薗村、御坊村、島村が合併し、「御坊町」が誕生し、この年よりそれまで行われていた薗祭が御坊祭と改名されたことにはじまります。2024年、島組は、昔使っていた傘鉾(かさぼこ)が半世紀ぶりに見つかり傘幕を修繕し、約55年ぶりに今年の秋祭りに参加することになりました。
四つ太鼓
本来は祭りの余興道具としての位置づけの太鼓台。その豪快さから、四つ太鼓を見に来る見物客が多くを占めています。祭りには9組の四ッ太鼓と5組の子供四ッ太鼓が参加します。
四つ太鼓は粋組に長サイ棒と呼ぶ担ぎ棒を付け、欄間を配し四本柱に障子と呼ばれる格天井を乗せ、それに天幕を被せて、若衆が押します。四つ太鼓の中には顔を白く塗り隈取り顔の子供4人(乗子)が乗って太鼓を叩きます。四つ太鼓は県内では日高郡内にしかなく、1800年頃に伝わったとされています。
四つ太鼓を押す際の掛け声の「サイテクリョー」は「差しあげて呉れようぞ」という意味で、総重量約1トンの四脚を両手で上に大きく押し上げる豪快な見せ場です。この時、乗子は曲芸のように大きく上体を反らせたパフォーマンスで見物客を魅了します。
タイムスケジュール(目安)
■10月4日(宵宮)
12:00~18:00 各組の宮入り(小竹八幡神社)
19:00~22:00 四ツ太鼓の合同行進(県道185号 18m道路 太洋化学北交差点付近から南へ500m)
■10月5日(本祭)
9:00~13:00 美浜町煙樹ヶ浜海岸(御旅所)へ渡御
13:00~15:00 けほん踊り、雀踊り、奴踊り、獅子舞などの奉納(小竹八幡神社)
15:00~24:00 各組の宮入り(小竹八幡神社)
Infomation(詳細情報)
名称 | 御坊祭 2024 |
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フリガナ | ゴボウマツリ |
カテゴリー | イベント / お祭り・伝統行事 |
開催期間 | 2024年10月4日(金)・5日(土) |
時間 | 12:00〜22:00頃 (4日) 8:00~24:00(5日) |
会場 | 小竹八幡神社・県道185号線(18m道路) |
住所 | 〒644-0002 和歌山県御坊市薗646 |
アクセス | JRきのくに線御坊駅で紀州鉄道に乗り換え終点の西御坊駅下車し徒歩で約5分 阪和自動車道 御坊ICから車で約10分 |
駐車場 | あり(無料:ジャスコオークワ跡(名屋町3丁目交差点北西角)) |
電話番号 | 0738-23-5531 (御坊市 産業建設部 商工振興課) |
料金 | 入場無料 |
ホームページ | http://www.city.gobo.wakayama.jp/kanko/kankou/maturi/1395035915456.html |
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