崇神天皇48年のころに勧請し、江戸時代は雲の森大明神と称し、下秋津村の産土神として崇敬されていました。

明治3年、社名を秋津王子と合併のため、豊秋津神社と改称しました。秋津王子は、会津川の氾濫で元の場所は消滅して確定できていません。

明治3年3月、村内の小社・叢社（大西の綿津見神社・稲荷神社・猿田彦神社、安井の王子神社、青木の秋葉神社・鳴神神社・国府神社、矢矧の猿田神社）を合祀し境内社にしました。

11月23日の祭礼にはお渡り神事が行われます。かつては、駆け馬が行われ非常な賑わいを呈していましたが、戦争で途絶え、その後は神馬1頭のお供えをしていたが、昨今は氏子内に馬がなく、境内に神馬像を奉じて渡御へのお供えは取り止めになっています。