貴志駅ホームにある「たま駅長」が祀られている神社
たま神社(たま大明神)
和歌山県紀の川市貴志川町神戸803 貴志駅
073-478-0110





和歌山電鐵貴志駅のホームにある「たま神社」は、全国的に有名になった初代猫駅長「たま」を祀った神社です。猫好きや観光客にとっては聖地のような存在で、和歌山電鐵のローカル線を支える象徴とも言えるスポットです。
たま神社に鎮座されている「たま大明神」は、平成27(2015年6月22日)に亡くなった「たま駅長」が同年8月11日、大国主命のもとで「たま神社」の宮開きの神事を執り行い、御祭神として祀られた神様です。
たま駅長を通して稀有な御縁で結ばれた「縁結び」、再生が上手くいった「商売繁盛」、駅長から社長代理までトントン拍子に出世した「学業成就」「開運出世」、和歌山電鐵の開業以来ずっと無事故の「安全祈願」などで特に霊験あらたかと言われています。
御朱印(初穂料200円)は、たまカフェで受付、授与することができます。御朱印には「たま大明神」や肉球の印が押されており、シンプルながら可愛らしいデザインです。
■たま駅長について(御由緒)
「たま駅長」は、貴志駅の隣のお店のご主人に飼われていた三毛猫でしたが、業績不振で廃線の危機にあった貴志川線が和歌山電鐵として再生されることになった平成18(2006)年4月1日、和歌山電鐵の社長への「公道に置いていた猫の住処が撤去されるため貴志駅に住まわせてほしい」との飼い主からの懇願を発端に誕生しました。
社長は、三毛猫の「たま」を一目見て、「たま」が「何でもするから駅に住まわせて」と言っていると感じて、平成十九 (2007年1月5日に貴志駅駅長として採用しました。「たま」は駅長になるや、駅長帽を被り、自ら改札台でお客様のお見送りとお出迎え、プラットホームの安全確認などに毎日励み、その仕事ぶりが日本国内外のお客様に感動を与えて、瞬く間に和歌山電鐵の名を日本のみならず世界中に知らしめることになりました。
その目ざましい働きから課長格の「スーパー駅長」、執行役員格の「ウルトラ駅長」、ついには社長代理まで務め、亡くなった際は生前の多大な功績を鑑みて和歌山電鐵で神事による社葬(6月28日執行)を執り行いました。今も「名誉永久駅長」として「たま神社」から和歌山電鐵を見守ってくれています。
この「たま駅長」のまさに「神様から地方鉄道の救世主として遣わされた」かのような信じられない大活躍で、和歌山電鐵の再生だけでなく和歌山県の観光客誘致にも大きく貢献したことが認められて和歌山県の初代「勲功爵」、後年には「観光招き大明神」の称号も授与され、現在は和歌山県の「和歌山殿堂」の第一号として殿堂入りを果たしています。
Infomation(詳細情報)
名称 | たま神社(たま大明神) |
---|---|
フリガナ | タマジンジャ(タマダイミョウジン) |
カテゴリー | 観光スポット・名所 / お寺・神社(寺社仏閣) / 神社 |
住所 | 〒640-0413 和歌山県紀の川市貴志川町神戸803 貴志駅 |
駐車場 | なし |
電話番号 | 073-478-0110 和歌山電鐵(伊太祈曽駅) |
ホームページ | https://wakayama-dentetsu.co.jp/ |
SNS | ![]() ![]() |
備考 | 駐車場はありませんので電車にて来訪ください。 |
※掲載内容は取材時の情報となります。最新の情報は直接お問い合わせください。(※当サイトへの問い合わせは一切不可)
※万一、掲載内容に誤り等がある場合はお手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。